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どうも、あさかぜです。
今回も、あなたの仕事に役立つ情報をお伝えしたいと思いますので、よろしくお願いします。
さて、40歳代以上で未経験から正社員というと、難しいようなイメージがあります。
しかし、40歳代ならまだ若手扱いをしてくれる仕事はあります。
もちろん、正社員として活躍できる、ちゃんとした仕事です。
それは、電気工事士の仕事です。
「何で、そんなことが言い切れるんだ」と言われそうですが、ちゃんと根拠をもってお話しできるので、書かせていただける訳です。
わたしの親戚で、電気工事会社を長年営んでいるところがあります。現在は、仲のいい従兄が社長を継いでいるので、情報はわたしにも入ってきますし、学生時代にはこの会社でアルバイトをさせてもらった経験もあります。
そんな立場から、電気工事士なら40歳代以上未経験から活躍できる仕事だということを、お話させていただきます。
言うまでもなく、電気はわたしたちの生活に必要不可欠なインフラです。大規模な地震が起こって停電が続いたときは、電気の重要性に一番気付くときではないでしょうか。
そうすると当然のことながら、電気関係のメンテナンスを行う電気工事士の仕事は、常に需要が途切れることなくありますので、不況でも強い堅実な仕事だとおわかりいただけるかと思います。
しかし、電気工事士の資格取得については、難易度がどれくらいなのか、資格を取っても就職や転職に役立つのか、40代以上も未経験者でも正社員になれるのか、という点は、
「実際、どうよ?」
と思われているのではないでしょうか。
今回は、電気工事士の資格取得から就職・転職までのお話を徹底的に説明させていただきます。
電気工事士の資格には、『第二種電気工事士』と『第一種電気工事士』の2つがあります。
第二種と第一種がどう違うのか? これは工事ができる範囲の違いです。
第二種の場合は、小規模住宅での工事などしかできませんが、第一種電気工事士の資格を持っていると、商業ビルなど大型建造物の保守・メンテナンスの仕事をすることができます。
無論、上位資格である、第一種電気工事士の資格を持っていたほうが、就職・転職には有利なのは間違いありません。
ただ、第一種電気工事士の資格は、それなりに難しく、業界に就職して経験を積んでから、この資格を取得しています。
ですから、未経験の方は、まず第二種電気工事士の資格取得を目指されるのが一番です。
まず、申し上げておくと、第二種電気工事士資格の難易度は、独学で2ヶ月程度と考えていただければ結構です。
電気に関する知識を求める筆記試験と、10分ほどの実技試験にクリアすれば合格となります。
実技試験の内容は、配電図を見て組み立てる作業になりますので、電気の基礎知識を勉強していないと何のことか、最初はわからないでしょう。
筆記試験は2ヶ月間、頑張って勉強すれば充分に取れるレベルなので、そう難易度が高くありません。
筆記試験の勉強内容は、基本的に公式を使えば解ける問題がほとんどです。受験勉強を経験された方ならば、簡単に見えるかもしれません。
勉強は苦手だったという方でも、3ヶ月あれば充分に知識は習得できます。
内容は電気関係の基礎知識になりますので、覚えることが中心です。
試験にかかる費用ですが、
受験料9,300円+電気工事道具一式12,000円~20,000円+参考書+講習会費で、全部で3万円ほど。
合格率でいえば、40%前後なので、参考書をしっかり読んで勉強すれば合格可能です。
第一種電気工事士の資格を取得する場合は、難易度が上昇します。
合格率は25%前後で、試験内容は第二種よりも複雑で、事業用電動機の配電図問題などが出てきます。
公式を使って解く問題が多いのですが、公式をいくつも使う問題となっているので、独学で挑戦するなら最低でも6ヶ月。勉強が苦手とおっしゃる方なら1年程度かかると思います。
第一種電気工事士の場合、実務経験がないと免許が発行されない仕組みになっているので、電気工事士の仕事をしながら取得するのがベストです。
第一種電気工事士免許発行の条件は、実務経験が5年以上。電気科・電気工学関係の大学・専門学校を卒業している場合は実務経験が3年以上となります。
電気工事士では第二種と第一種では求人数に差があります。
上級資格である第一種のほうが、求人情報の数は約2倍になります。
これはやはり、第一種電気工事士が実務経験がないと資格免許が発行されないので、第一種の求人情報は経験者を求めているということになります。
ただ、電気工事士は現在働いている方の年齢層が高くなっており、かつ人手不足で、未経験者でも入社できる企業は多いのです。
まず、第二種資格を取得して、会社で実務を5年間積んで、第一種資格を取得するというルートでステップアップすれば、安定した収入を得て生活をすることができます。
40代以上未経験からでも、チャレンジ可能な仕事として、かなりおすすめできる職業だといえます。
先程も申し上げましたが、現実問題として電気工事士は高齢化が進んでいますので、30代で若手扱いしてくれる世界です。現場で働いている方は、50代~60代が中心ですが、定年で第一線から退く電気工事士が増えているのが現状です。
そのため、40代の未経験者でも、正社員として歓迎されます。
インフラ関連の手堅い仕事で、常に需要はあるのに、年々、現場で作業をされる方が減ってきているので、求人情報は常にでている状況です。
40代以上で未経験だと、まず思い浮かぶのが介護業界ですが、介護業界に進むよりも電気工事士を選ぶほうが、年収も高くて、手に職を持つことになるので、待遇面でもずっと上です。
将来的な展望として、独立自営も可能ですし、工事系の仕事に抵抗がないのなら、肉体労働ではありますが、おすすめできる仕事です。
さすがに50代になると未経験では厳しいですが、40代なら未経験でもOK、40代でも何とかなるというところです。
実際、この記事を書くために、従兄に話を聞いたところ、
「最近、44歳の未経験者を採用した。40代未経験でも、人柄を見て良ければ採用する」
という答えが返ってきました。
実務経験を積んで第一種電気工事士の資格を取ってしまえば、年齢が高くなっても仕事にあぶれることはないので、就職・転職をするならなるべく早くにこの道へ進まれるのがいいと思います。
電気工事士の年収は、平均で400万円から500万円です。
エアコン工事をはじめとする小規模な電気工事を請け負っている業者でも、年収400万円以上の求人が多く、年収の水準をみれば、まずまずといったところです。
さらに、第一種電気工事士の資格を得て、現場監督の地位に就けば、年収600万円以上も充分に可能です。
実務経験を積むと独立自営の道もありますが、独立をすると年収は400万円から1300万円以上と働き方によって、幅は広くなります。
最終的には独立も可能なのも、手に職がある電気工事士の長所です。
独立して、自営業者となっている方のなかには、年収1300万円以上も充分に可能です。個人事業主から開始して、法人化されている方も多くいらっしゃいます。
商業ビルの保守管理を中心におこなっているビルメンテナンス業界で働く場合は、年収はすこし落ちます。
年収300万円程度というのが実際のところです。
ただ、ビルメンテナンスは保守点検やトラブルが起こったときの対応がメインの仕事になりますので、仕事内容は電気工事よりも楽です。
年収を取るか楽・ゆとりを取るかは、個人の考え方によりますが、年収を求めるか、仕事の楽さを求めるかを選択できるのが、電気工事士のいいところといえると思います。
電気工事士の残業時間は、1ヶ月平均で25時間程度です。
その会社が請け負う仕事によりますが、仕事の進捗状況によって、日に1時間程度の残業が発生することもあります。
また、休日出勤は覚悟しておく必要があります。やはりインフラ関係ですから、突然のトラブルに対応するために、突発的に仕事が入ることになります。
労働時間を短くしたければ、ビルメンテナンス業界で電気工事士の資格を活かすべきでしょう。
ビルメンテナンス企業は、完全に24時間シフト制なので、トラブルが発生した以外では残業が起こらないように、シフトを設定している企業が多くあります。
第一種電気工事士となり、商業ビルや大型ショッピングセンターなどの現場に入ると、残業時間は増えます。
他社の方や建設関係の方も関わってくることになりますし、納期の問題もあります。もし、残業時間が気になるのなら、企業が請け負っている仕事の種類を必ず確認しておくことが大切です。
第二種電気工事士の資格は、独学でも充分に取得可能です。
しかし、実際のところは入社後に資格取得をサポートしている企業が多いです。会社でしっかりと研修を受けながら、実際の現場を見て第二種に合格後、実務経験を積んで第一種を取得するというルートでしっかりフォローしてくれます。
独学で資格取得の勉強をして、第二種電気工事士資格を取得してから就職・転職活動をしてもいいとは思いますが、電気工事会社に入社して、実務に触れながら勉強をしたほうが、仕事の内容も理解できますし、勉強するモチベーションが上がります。それに給料をもらいながら勉強できるという利点があります。
それに、入社してから、あなたが電気工事士の仕事に向いていないと感じたら、やはり仕事の適性というものはありますので、早めにキャリアを変更することもできますので、時間の無駄にもなりません。
ちょっと昔までは、資格を取ってから就職するというのが一般的だったのですが、人手不足に陥ってる業界ですので、多くの企業で未経験・資格ナシでも採用。資格取得は入社後にサポートしながら取得してもらうというのが、最近では基本です。
先に働いている先輩方に試験について勉強法や試験対策を教えてもらうこともできますし、試験費用や工具代も会社持ちになります。会社をうまく利用して資格を取得することができます。
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まずは、あなた自身を信じて、一歩を踏み出してみましょう。
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