人事担当のあさかぜです。
さて、2023年採用者に限らず、新卒の3割は3年以内に辞めてしまうという話を聞いたことはありませんか?
実際のところ、離職率は会社によって違いますが、毎年平均して3年以内の離職者は、概ね30%~40%です。
そう。新卒の3割は3年以内に、3人に1人以上が辞めているのです。
もし、あなたが「もう、会社を辞めたいよ。でも、まだ1年目だし・・・」
「もう、無理。どうしても耐えられなくて辞めちゃったよ・・・」
と悩んでいるとしたら、それは恥ずかしいことでも、情けないことでも何でもない。
社会で働くひとりの人間として、あたりまえの感情だと思います。
私の経験からいきますと、同じ新卒で入ったメンバーのうちのひとりが、入社2日目に辞表を出して辞めました。
これは極端かもしれませんが、実際、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年と辞めていく新人がいるのは、もはやあたりまえの光景なのです。
だって、仕事ってキツイでしょ!?
それでいて、何だか全然働いていないおじさんが、あなたの倍以上の給料をもらってるんですよ!?
そんな光景を知ってしまうと、辞めたくなるのが人情ってものです。
8時間労働でさえ、フルで頑張ればツラいのにプラス残業。
その残業が長時間で、しかも残業代が払われてないとしたら、これはれっきとした労働基準法違反ですからね。
しんどくてツライ思いをしているのは、あなたが未熟だとかそういう訳じゃありません。
ハッキリいいます。そういう会社の姿勢が、そもそもおかしいんです。
あなたは20代前半だと思います。
その貴重な20代を、不平不満を抱えて、おまけに大きな不安を抱えて、その会社で過ごしていいんでしょうか?
「でも、先輩にかわいがられてるのもいるし。。。」
確かにいますね。
体育系のコが中心です。
でもね、彼らは学生時代からタテの文化に慣れているので、会社の上下関係に馴染みやすいだけなんです。
今後、仕事ができるかどうかなんて、わかりませんよ。
あなたが、仕事を辞めるかどうか、迷っているなら会社を辞める!
これが答えですよ。
20代はあなたが思っている何倍も貴重な時期です。
だったら、自分に合っている環境で働いて、経験を積み重ねていけばいい。
迷うだろうけど、下手したらうつになって心療内科のお世話になるくらいに悩むことはありませんよ。
「ちょっとまって!」
「本当に仕事辞めて大丈夫なの?」
「辞めたらどうしたらいいのか?」
という疑問と心配があると思いますが、ひとつひとつそれを解消していきましょう。
では、説明していきますね。
いまの日本は空前の人手不足なんです。
ニュースでも日々報じられていますが、これは本当のことです。
しかも、圧倒的に足りていないのは20代。
よって、転職市場ではとにかく若い世代。特に20代が圧倒的に優遇されております。
本当は20代が欲しいけど、無理だから30代を採用する企業もチラホラどころか、普通にあります。
嫌な仕事を続けているのは、「3年は続けないと・・・」という、世間からの強迫観念もあるんじゃないでしょうか?
もし、そうであれば、心配することはないです。
仕事をすぐに辞めたところで社会の負け組になるわけでも、何でもありません。
あなたは新聞の経済欄に目をとおされるでしょうか?
またはネットで経済ニュースに触れていませんでしょうか?
もし、ご覧になっているのなら、そこに有力企業の新社長の顔写真とプロフィールが載っていることに、気付かれている方もおられると思います。
○○株式会社 新社長○○氏
平成○○年○○大○卒。○○入社という紹介欄です。
これを見ていると、新卒で入った会社をすぐに辞めている人が結構いるんです。
例えば、
82年○○入社。83年当社入社。10年取締役。17年副社長。
みたいな感じで。
最初に入った会社が合わなくても、次のところで頑張ればいいんです。
ひとつの会社にこだわりを持つ必要はないのです。
社会人なら、2~3回は転職している人がザラにいます。
しかも、転職経験者のほうが、ずっと同じ会社にいる人よりも好待遇で生き生きとして、私から見ると人生を楽しんでいる気がします。
学校を卒業してから、ずっとひとつのところにいつづける職業って、もはや公務員くらいしかなくなっているのが、実情ではないでしょうか?
あなたが転職に慎重になるのは、
「社会人としての経験が少ないし・・・」
という部分があるのではないでしょうか。
経験不足は、その若さで充分にカバー可能です。
逆に、癖がついていなくて、純粋な人材を企業側は欲しがるのです。
転職するって言っても、どうすればいいのかわからない・・・
実際、あなたひとりだけでネットで調べたり、ハローワークで探したりするのはやめたほうがいいでしょう。
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転職エージェントとひとことで言っても、どこを選んだらいいのかわからない場合。
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